島袋光年のトリコが最終回!長期連載が減り、ジャンプの転換期を迎える。
スポンサードリンク
島袋光年のトリコが最終回という発表がされました。11月21日発売の週刊少年ジャンプ51号で最終回を迎えます。
連載スタートしたのが2008年ジャンプ25号から数えて8年半の長期連載作(一時休載あり)。アニメ化・映画化され、作品で紹介されたグッズも「グルメスパイザー」も商品化され人気になっていました。
そんな食とバトルを融合させたジャンプの長期連載作「トリコ」が
2016年11月21日(月)掲載で最終回。
2016年9月に「こち亀」が40周年を迎える中で、連載終了するなど
長期連載作品が減り、今まさにジャンプの転換期を迎えている。
ちょうど80年代ドクタースランプ、キャプテン翼、ドラゴンボール、北斗の拳などがブームになり、90年代はSLAM DUNK、るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-、ONE PIECE
そして2000年はDEATH NOTE、黒子のバスケ、バクマン。とコンスタントにヒット作に恵まれてきている。
長期連載としては1997年からスタートしているONE PIECE、銀魂、HUNTER×HUNTER(何度か休載を繰り返している)の3作品のみ。
2010年以降の作品が多い中で、これからどれが長期連載作品になっていくのか?
それがジャンプとしては、読者から求められるものだろう。
すでに食をテーマにした「食戟のソーマ」「僕のヒーローアカデミア」「ワールドトリガー」「ハイキュー!!」「斉木楠雄のΨ難」に編集者側が長期化に向けたストーリー展開などテコ入れが入るだろう。
部数を伸ばすよりも、アニメ化、実写化、グッズ化、ゲーム化というコンテンツを違うところで収益化を図っていくジャンプの集英社は、今ある作品の長期連載に向けた路線変更や新たな漫画家発掘に力を入れるのは王道の戦略かもしれない。